中小企業にありがちなこと

以前に大企業へ行くメリットについて書きましたが、今回は、中小企業を選ぶリスクについて書いてみたいと思います。

 

僕は現在、いわゆる中小企業に勤めています。社員の数は300人くらいです。

その前は某大手企業にいて、社員は3000人以上でした。

 

大企業→中小企業ときけば、「あいつ落ちぶれたな」、みたいな印象を与えるかもしれないですね。

 

中小企業庁によると、日本の会社のうち99%以上が中小企業だそうです。

従業員数では69%になり、大半が中小企業ということになります。

 

そんなにたくさんの会社があれば、よい会社もあればブラックな会社もあるでしょう。

ここでは、僕が感じた中小企業の印象をあげてみたいと思います。

 

1 コミュニケーションが難しい

痛切に感じた特徴がこれです。会話が通じないというよりも、話の捉え方、理解の仕方が異なっているため、同じ指示を聞いても異なる理解になることが多いです。

 

これはひとえに読解力の差だと、僕は思っています。

 

大企業では似たような学歴の社員が多く、似たような人が多かったです。理解力や語彙も多少の差はあれど、ほぼ似たようなものです。

 

いっぽう中途入社の多い中小企業では、学歴、職歴はさまざま。前職や前々職で受けた教育の結果、それぞれが異なった価値観をもっています。

 

その結果、「話が噛み合わない」、「理解が異なっている」、といった問題が発生します。

2 攻撃的な会話が多い

攻撃的な人が多いため、それに立ち向かえるメンタルの持ち主でないと、社内で頭角を現すのは難しいかもしれません。 繊細な方はとくに、このような体質の会社は避けるべきです。

3 仕事の範囲があいまい

それぞれの業務範囲があいまいなため、 普通に丁寧に仕事をお願いしても「丸投げ」と思われて反感を買うことがあります。業務が細分化された大企業では当たり前と思われる業務上の依頼が、中小では「お願い」することになりがちです。

 

こうした点に注意して自分にあった会社を選んでいけば、小さな会社も悪くありません。